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世の中には「良い車なのに知られていない事によって相場が安い。」と言う、ある意味「狙い目」と言える車種が多々あります。例えば「使い勝手の良い軽自動車は?」と聞かれたら、最近では「ダイハツ・タントかホンダ・N-BOX!」と答える方が多いと思います。しかし残念な事に、タントはかなり歴史が古くてモデルによってかなりの違いがある事を理解している方は少数です。まずタントは初代モデルは2003年で、現在では各メーカーの主力となっている、「ハイトワゴン」と言うジャンルを設立した先駆者です。当時はタントクラスの車内空間を求めるとなると、ダイハツ・アトレー等のワンボックスタイプしかなかったため、低床で乗り降りがしやすく、アトレー級の車内空間を誇るタントは爆発的にヒットしました。そのため、現在でも中古車市場で安い価格で販売されているタントは、ほとんどがこの初代のL350と言う型式のタントなのですが、L350系はスライドドアではありません。ちなみに現行のタントは両側スライドドアですが、タントは2代目のL375系になっても片側スライドドアです。タントが両側スライドドアになるのは2013年に発売された、LA600系からですので、タントで両側スライドドアを望むのであればそれなりの予算が必要となって来ます。ちなみにN-BOXは2011年からの発売ですので、「両側スライドドアのN-BOXかタントが欲しい!」と言う方は、まだN-BOXの方が相場は安いかも知れません。
「両側スライドドアの軽自動車が欲しいけど、別にタントかN-BOXのどちらかじゃないとダメって事は無い。」と言う方は、個人的にはスズキ・パレットか日産・ルークスが狙い目だと思います。ルークスはスズキからOEM供給を受けた車種なので、基本的にパレットと同じ(グリル等のデザインは多少違う。)です。パレットは2008年から販売された初代モデルから両側スライドドアを採用しており、2007年に販売された2代目タント(L375)の片側スライドドアよりも使い勝手は上だと個人的には思います。L375系のタントは、スライドドアを装備している助手席側のBピラーがドア側に格納されているため、助手席ドアと後ろのスライドドアを開けると、ピラーレスの広大な空間が現れますがこれはキャンプやピクニック等以外では使う場面は少ないみたいなので、日常の実用性はパレットの両側スライドドアの方が上だと思います。タントとN-BOXが有名過ぎるがゆえに忘れられがちなパレットとルークスですが、逆にタントとN-BOXのおかげで相場は安くなっております。ちなみにルークスがパレットのOEMと言う事を知っている方も少ないので、「1番安い両側スライドドアのハイトワゴン。」と言われたらルークスが個人的にはオススメです。
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