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以前に当店お客様から、「やっぱり最後の車にはトヨタ・クラウンを選びたいんだよね・・・」と言われた事があります。そのお客様は現在はトヨタ・セルシオにお乗りなので、「今乗ってらっしゃるセルシオの方が上級車種なんですが、それでもクラウンなんですか?」と聞いたところ、「車種的な立場とかは関係無く、やっぱり我々世代はクラウンが1番上なんだよね。」とおっしゃっていました。「自分ならやっぱりセルシオを選ぶけど、何か違うんだろうか?」と思っていましたが、先日入って来た在庫車のクラウンにじっくり乗ったら何となく意味が解った気がしました。クラウンは1955年にデビューし、今年で66年の歴史を誇る伝説とも言って良いレベルの車です。1983年にデビューした7代目クラウンの、「いつかはクラウン。」と言うキャッチコピーが現在でも耳にするあたりが、昔の日本人にとっていかにクラウンが憧れだったかが解ります。そんなトヨタ伝統の1台ですので、乗ってみると確かに「高級車は高級車なんだけど、確かにセルシオとかとは違う何かがある気がする。」と思わせる部分があるのです。例えばボディサイズを比較してもセルシオの全長×全幅×全高:5015mm×1830mm×1490mmに比べて、クラウンは全長×全幅×全高:4840mm×1780mm×1470mmと、一回り小さいサイズになっています。しかし実際にセルシオの後にクラウンに乗ってみると、「室内の広さとかボディサイズとかはどうでも良い。」と思わせてくれるのです。個人的な意見ですが、セルシオは「メルセデスベンツ・S600やBMW・760Li等の、当時の世界トップクラスのサルーンに対抗するための高級車。」であり、クラウンは「日本の伝統を守り続けた高級車。」と言えるのではないかと思いました。そしてこれはセルシオにもクラウンにも言える事ですが、日本は「排気量が大きいと維持費が高い!」と言う固定概念が強いため、年式が古くなった高級車は驚くくらいに安価で手に入れる事が可能となっています。セルシオもクラウンも世界トップクラスのメーカーであるトヨタが本気で造った車ですので、きちんとメンテナンスをしていれば50万kmくらい平気で走れるクオリティを持っています。もしこの2台の購入を検討されている方は走行距離に騙されず、きちんとメンテナンスをされた良質な固体をお選び頂ければと思います。
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